初めての甲斐駒ヶ岳に感動。日帰り北沢峠、仙流荘より
2019年7月29日に日帰りの甲斐駒ヶ岳に行ってきました
スタート地点は、北沢峠。上の地図左下です。
そして今回のタイムスケジュールです。
前日の夜中12:50に出発。
ほんとは、11:00に出発する予定だたんだけど仕事がオシまくってこんなになっちゃった。
北沢峠までは、マイカー規制です。
よってバスで行きます。
バスに乗るために今回は、仙流荘に来ました。いくつか乗り場があるので、リンク乗せときます。これがまた分かりにくいんです
2019年南アルプス林道バス時刻表・運賃:伊那市公式ホームページ
そしてたどり着いた仙流荘の隣の駐車場。時間は、2:40
まず、車から降りてトイレにいってんですが、空を見たら、星がスゲー。
流れ星までみえました。
大好きなビールを飲んで眠りにつこうとします。
3:15位まで眠れなかった気がします。
写真は、車内より
そして、朝が来ました。
周りがガヤガヤしてて起きました。時間は、5:20です。2時間も眠れなかったですが、気持ちは高揚してました。
写真は、乗車券の売店。左に写ってる人達は、券を買って並んでる人達。何時から
並んでるんだろうか。
早速、僕も店内に入り列に並びます。
券売機は、豪華に液晶バージョン。儲かってます。往復2680円を購入です。
座れる人で満車になったら、次のバスが出動するみたい。しかも全員が座れるようになってます。
チケットは、こんな。切り離して渡します。
クマ出没注意
山と高原地図によると北沢峠から小松峰まで2時間30分。双児山までの時間は、書いてなかったけど、下の掲示板によると双児山まで1時間40分らしい
運賃表。6:05のを狙ってます。
そして乗り込んで、北沢峠に着きました。車内では、運転手さんが観光案内をしてくれて楽しい時間となりました。
この北沢峠には、広河原方面からのバス停もあって、どちらもデカい待合室が用意されてます。写真は、忘れちゃったんですが、待合室のベンチに番号が書いてあって、そこに座ってる順番で乗れるので、速攻で荷物を置きにいった方が早く乗れます
さて、帰りのバスに乗り遅れると帰れなくなっちゃうので、早めに出発します。僕は、双児山、駒ケ岳方面へと進みます
僕たちは、甲斐駒ヶ岳の事を甲斐駒なんて略して言うけど、この辺の地元では、「駒ケ岳」って言うのかな。看板もそうだし。
あと、記念に北沢峠看板もパシャリ。
だいたいどの登山道も始めは、こんな。しかも結構キツイんですよね。
2合目
ちょっと、眺望が見えそうですがこの日は、少しガスガス
看板が少ない登山道でもこんな赤テープが目印で付けてあれば、安心です。
甲斐駒ヶ岳方面は、テープが多くて嬉しいです。
ようやく南アルプスの眺望と出会えた気がします
そして、僕も景色と一緒に映りこみます
双児山到着。標準タイム1時間40分に対して1時間30分で登ってきました。10分稼いだなんて喜んでるのも今のうちです
またまた、自分も記念に映りこみます。帽子のツバがヘロヘロですね
小松峰方面。ガスガス
鋸岳方面が圧巻です。
さっきバスの中で見た時よりもグッと近くなって迫力満点です。
いつか登ってみたいなあ
滅多に撮らない花をパシャリ。
いまだになんて名前か判らない
そしてここから、ようやく甲斐駒って感じになってきます
甲斐駒方面は、相変わらずのガス
まったく見えません
そして小松峰到着。
ここで、トレイルランナーとすれ違い、ちょっとお話させていただきましたが、黒戸尾根から入って3時間半でここまできたとか、言ってました。バケモノ級ですよね。
自分記念に毎回、自分も映り込みます
ここから、甲斐駒の一部分が見えそうな見えなさそうな感じになってきます
南アルプスの顔って感じの甲斐駒ヶ岳なので、登山者は、さぞかし多いんじゃないかと思ってたんですが、思ったほど多くなくて、少し寂しい位。
なんか、こういう痩せ尾根っていいですよね。ジャンダルムみたいです。(行った事もちろんないですが)
さあ、一瞬だけ甲斐駒ヶ岳、頂上が見えました。
圧巻です。
迫力満点
白い岩肌に鳥肌が立ちます。
小松峰から、せっかく上げた標高を少し下げると、六方石。(写真撮れば良かったと後悔)
ここから、直登コースと迂回コースに分かれます。
直登コースって決めてたんですが、実際にこんな急な斜面を見るとビビってしまい、一時は、迂回コースで行こうって決めたんですが、余りにも直登コースに行く人が多いので、直登コース行っちゃいました。
しかし、この判断が今回最大のピンチを招きます。
この這いつくばって登る岩にしがみ付いて、足を大きく上げてる内に右足が攣っちゃいまして、動けなくなっちゃったんです。ちょっと大きな岩に座って、痛さと戦ってたんですが、その時の不安な気持ちって言ったら、何とも言えないです。
そして、両足共、攣ってしまう。
このままでは、バスに乗れないんじゃないか?とか考えちゃいました。
2人組のお兄さんが足が攣らないように塩分ミネラルを行動食として食べてる事と、こうなっちゃうとおしまいだから、ならないように心がけているんだって教えてくれました。二人には、1つづつのキャンディーを頂きました。感謝しかないです。
キャンディーを食べると塩分ミネラルのせいか休憩のせいか、歩ける位になったので、四つん這いになって、カッコ悪く登っていきました。
少し登って、痛みと戦い、少し登っては、痛みと戦いしていると、頂上っぽいのが見えて、凄い心の支えになりました。
そして、念願の甲斐駒ヶ岳の頂上に登着です。
写真は、近くにいた山ガールに頼んで、撮ってもらいました。
そして、いつもの自撮りです。疲れた顔をしています。
帰り道は、3時間と書いてあります。(山と高原地図によると、2時間50分)
帰りは、迂回コース。
振り返るとよく見た景色が目の前に自分の目で見れた感動。
前を見ると摩利支天
予定では、寄るはずでしたが、帰ることで、頭がいっぱいでした。
雨もポツポツしてきました。
この辺りでは、まだ攣りそうな足に不安でいっぱいでした。
結構、下ってきた気分だったんですが、ここは、六方石。
北沢峠まで、3時間って書いてある。さっきと何にも変わってないって突っ込みます。
これを過ぎた辺りから雨が強くなってきました。
この間の硫黄岳も終始雨だったし、いったい誰が、雨男なのでしょうか。
雨は、降るし、そして、レインウェアを着れば、暑いし雨は、弱まるし。汗で濡れてるのか、雨で濡れてるのか。
とにかくびしょ濡れです。
雨が降っていたからか小松峰の写真は撮り忘れました。
スマホで写真を撮ってるんですが、後から見直してタイムスケジュールを書いたりしてます。だから撮り忘れると結構ダメージもあるんです。
そして双児山では、素敵な先輩山ガールに励まされました。
「ここから、登り返しは無いのよ」って。登りでは、足が攣っちゃうんですが、下りは、スイスイな僕には、最高に嬉しい
トレッキングポールで下ります。登りも使うんですが、下りの方が、上手に使えると思ってます。
もともとは、
T字グリップの1本のステッキを愛用していたんですが、2年前から2本のトレッキングポールを使ってます。初めは、左手が上手く使えなかったんですが、最近は、手のように使えてます
そして、北沢峠。
14:15という快挙です。
足が攣って茫然と休憩するしかなかった頃には、考えられなかったタイムです。嬉しい
泥だらけの足元とトレッキングポール
15:00か16:00のバスしか無いのかと思ってたんですが、聞く所によると、仙流荘まで行くらしいし、まだ乗れるらしい。
迷わず乗りました。
バスの乗車券を買った所で、自分定番のバッジを購入。
甲斐駒ヶ岳を楽しみました。
少し甘く考えていて、足が攣った事は、想定できませんでした。運良く下山までもってくれたので、良かったんですが、次回は、対策しないといけません。
ミネラル、行動食、筋力アップを狙い、また南アルプス遊びに行きたいなぁ。
次回は、会社の登山部での富士山が8月末に予定してます。
その前に2回位、山に登っておきたい気持ちです