ひとりワンゲル部

1人でのワンゲル活動記述が多め

初めての仙丈ケ岳で最高の景色

 

 

 

こんにちは。

今回は、初めての仙丈ケ岳行ってました。

タイムスケジュールは、以下の通り。

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簡単に見えますが、この北沢峠に7:00に到着するのにも結構な労力を使ったんで、登山の事の前に記します。

 

先ず、前日の21:30まで仕事を神奈川県でしてたんですが、仕事終わりにすぐ出発できるようにザックの中身や持ち物を前日に用意しました。

 

車中泊の車内のセッティングやガソリン満タン当日と下山後の着るものも深く考えて用意しました。

 

仕事終わりにすぐ登山スタイルに着替え現地到着ですぐ眠れるように準備します。

近くのコンビニに行って晩飯、朝食、山の昼ご飯のおにぎりを購入して、いざ出発。

 

22:00に出発して1:00に仙流荘到着。

2:00車中泊にて就寝

4:30起床

4:45券売機の長蛇に並ぶ

6:00バスで北沢峠に出発

 

って感じで睡眠時間2時間半でゴーしました。

思い起こすと2019年に甲斐駒ヶ岳に行ったときは、2時間も眠らなかった記憶なので、上出来です。ホントは。3時間半眠る予定でしたが、今回は平日じゃなくて土曜日。

確実に前回より混雑してます。

 

トイレに行った時の券売機の建物の長蛇の列を見てビビッて、早く並ばなきゃって焦りました。

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券売機の建物が開いたのが5:15位だったかな

 

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券売機は、こんな感じ

 

 

前置きが長くなりましたが、今回の登山ルートは、コチラ。

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北沢峠を出発して、ピストン。

 

 

 

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バスの中では補助席に座らされました。

最近で,こんな密になった事、無かったなあ

 

まず、今回の反省点としては、気温をナメてた事が一番。

そして雪がこんなに積もってるなんて知ってたらビビッて行かなかったと思う。

 

バスの中から運転手さんがあれが甲斐駒ヶ岳です。って説明してくれた時に白くてビビりました。

次にビックリしたのが、北沢峠い着いてバスから降りた時の寒さ。

前日に真夜中の仙流荘前で大したこと無かったから、この気温の低さはマジでビビりました。

 

秋の低山を登るカッコだったんですが、準備していたウールのアンダーウェアとフリースとレインウェアを装備して、これ以上の着るものは、長袖シャツしか持って無い。

履くものに関しては、ミズノブレスサーモタイツと3シーズンのズボンをはいてて、後はザックの中にフリースパンツとレインウェア。

 

これで、登って暑くなったら脱ごうと思って登山スタート。

反対側は、甲斐駒ヶ岳

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次のチェックポイントは、藪沢・小仙丈ケ岳分岐まで2時間。

 

 

登っていくにつれて雪がだんだん積もっていきます

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そんなこんなで、藪沢・小仙丈ケ岳分岐に到着すると、雪はこんな。

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ここで、お守りと思って持って行ったチェーンスパイクを装着。初めてチェーンスパイクを付けて歩きました。

いったんレインウェア上を暑くて脱ぎます。写真を振り返りそう言えば一回脱いだんだと再確認。

あとチェーンスパイクって雪をガッチリつかんで滑らない。安心感ある事を知りました

 

 

 

6合目からは、仙丈ケ岳の名物の稜線歩きスタート

甲斐駒ヶ岳が見えてテンションが最高でした。

 

ずいぶん季節外れな帽子をかぶってるのが笑えますがこの時は、この帽子が季節外れとは気付いてませんでした。

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ここで、僕、登場です。コロナマスクがこの先、重宝するなんて思ってもみませんでした。

 

 

山もキレイなんですが、空の青さがまぶしい!!

 

とにかく、甲斐駒ヶ岳がキレイで何枚も写真を撮りました。

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素敵な景色を見ながら小仙丈ケ岳に到着。

標識の下に置いてある手で持てる標識をもって写真を撮ってる人達の笑顔が素晴らしくて僕も写真を撮ってもらいたかったんですが、団体さんがたまたま多くて声を掛けづらくて遠慮しちゃいました。

 

 

 

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遠くに富士山が見える北岳とのツーショットが貴重です。

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ここから写真なんて撮れない過酷なステージへ切り替わります。

 

まず、強風、爆風!!!

 

寒くて、全部着ました。

この時、下は、タイツと夏ズボン。

 

強風、爆風に襲われて、耳を隠すものは、レインウェアのフードだけ。

コロナマスクが口元をガードしてくれます。

 

このまま3シーズンの登山靴で何時間か歩いて凍傷にならないのかな?

既に冷たいし不安になります。更には、足が攣りそうになって、歩けなくなったら冷たくなって死んでしまうなんかも不安になりました。

 

あとどれ位歩くんだろう?

山と高原地図を確認すると、頂上はすぐ。

 

不安と戦いながら、無謀にも登る決断をします。

この決断、いつか命を落とすのかも知れない、と書いてて思いました。

 

爆風ポイントを抜けて、後はなだらかな頂上までの道。

頂上が見えました。

 

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攣りそうな足を誤魔化しながら、一歩ずつ歩きました。

 

 

そして、仙丈ケ岳の頂上に到着。

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写真を撮ってくれたカッコいいお兄さんに感謝です

 

寒くていっぱい着てるから、着ぶくれしてて、カッコ悪いなあ。

だけど、そんなの関係ありません。

登頂できた喜び、良い景色に巡り合えた事を今では、感謝してます。

 

ここは、爆風では、ありませんでした。

 

ちょっと、下ったところで、皆様の休憩スポットがありました。

ここは、風は、来ない優しい場所。

 

僕もここで休憩にしました。

 

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セブンイレブンのおにぎりは、半冷凍。

でも美味しかった。

 

腰にぶら下げてたペットボトルの水は、凍ってて飲めませんでした笑

 

 

休憩後は、一目散に下山。

 

爆風ポイントは、帰りも爆風でしたが、登りの時のような不安は、ありませんでした。

 

 

さて、あっという間に北沢峠に戻ってきました。

 

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下る度に、気温は、上昇。

どんどん脱いでいきます

 

北沢峠は、雪無しでした。

 

 

今回の反省点ですが、先ず、ニット帽とゴーグル、目出し帽、を持って行けばよかったと反省でした。

 

あと、持って無いもので、冬の装備が欲しくなりました。

 

今回、上半身は大丈夫だったので、とりあえずは、冬靴とアイゼン、冬のズボン、とかがあれば冬山に登れることを学びました。